緊急中毒者にならないために
先週は滋賀、札幌、倉敷
 
最後の倉敷の美観地区や美術館を歩きながら、クラレ・クラボウ・中国銀行・中国電力の祖である大原氏の末裔にもお会いする機会を頂いた
 
脈々と続く企業となるためには伝統を引き継ぎながらも、「安全な道は進歩も工夫もない」ことを知り、「乗り越える」考え方や力が必要なのであろう
 
さて、
今の私の仕事は「第二象限」と言われる領域に、経営者が挑むためにあると考えている
 
第二象限とは、重要度の高い低いと緊急度の高い低いをマトリックスして「重要度は高いが、緊急性は低い」領域を指す
 
普通に日々生きていると第一象限(緊急度が高く重要性が高い)仕事ばかりで、日々をこなすだけになってしまう
 
日々をこなすだけだと、いわゆる「緊急中毒者」(*)になってしまう
 
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*「忙しい。忙しい」を連発しながら、さらに忙しさを求めていきます。実は常に「忙しい」と言いながら対応するほうが楽なのです。忙しいことがらは、向こうからやってくるからです。緊急性がないものは、こちらから意思と勇気を持って取り組まなければならないからです。
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緊急中毒者は変化に乗り遅れ、気付いたら船が沈みかけていた…という例も多いようである
 
だからこそ、第二象限である
・経営戦略(経営、営業、マーケティング、財務、労務、人事など)
・新規事業開発
・M&A
 
それらを実現するために動き、動き続けることことが大切だと思う
 
大企業はそれだけを行う専任の人材がいて、中小企業においては私との時間など強制的に時間を確保することが必要だ
 
何やら難しく考えずとも私の経験から、
・これまでの経営や人生の振り返りを考えること
(質問の構成や内容は工夫するが実質)そこから話をスタートさせてもらうことも多い
 
その方が、経営者≒企業である中小企業にとって、経営を一つのストーリーとして有機的に繋げて貰えるからだ
 
そんな話とご支援をするのだから、現地現場に行くことが大切だ。ということを今回はお伝えしたい