久しぶりの母校
2025.02.17

大学を卒業して14年
毎年箱根駅伝を見るたびに、母校青山学院大学を応援している
(優勝して幸先よく一年を始められることへの感謝!)
ただ、応援する度に大学に何も関わっていないという「罪悪感」に似た気持ちもあり、考えすぎる前の行動として久しぶりに門を叩いてみることにした
「金融青山会」
学生当時、どうしても銀行に入りたかった私
文学部から10年以上は総合職でメガバンクに入った例がなかったことを知り、愕然。
何とか内定を勝ち得るべく様々な行動に出た
金融の勉強やOB訪問は、みんながするので当たり前
加えて、どこで調べたのか中小企業の実態を知るために経産省主催の地域企業への訪問企画(約5日くらい関東中の企業を回る)に参加したり、
勉強だけでは知ることのできない生の話を伺いたく金融青山会へも門を叩いた
今振り返ると、雲をも掴む一環だった
金融青山会はその名の通り、銀行証券生損保を中心とした金融業に勤務する(したことのある)OB・OG組織
定例での講演懇親会や学生を含む後進の金融業界への就職支援だけでなく、青山スタンダードという単位取得授業をも受け持っている。伝統ある組織だ
懇親会で10年間毎年1コマ授業を受け持っている先輩が「最近の学生はリアル授業が当たり前でないことを知っているので、食い付きが良い」という話をしてくださった
この言葉に2つの驚きがあった
コロナ禍の影響が逆にリアルの大切さを引き上げたこと
もう一つは、私自身が最近の若い人の感覚が「ない」ことに気付いたことだ
確かに取引先の社長は同い年の方もいるが、4〜60歳レンジの方が殆ど(仕事の特性上、致し方ない)
この体験が次への暗示に思えてならない
だからと言って、私が授業を受け持てるかどうかは分からない。ただ、応募はしてみようと思う
ファイナンス案件ばかりに取り組み、銀行最後には同じ部の案件を引き取ってた私だからこそ、最近の銀行員の対応力の低下は苦虫を潰す
社会人一年では遅く、学生時代にファイナンスの本日を知っておくことも大切なのだろう
私自身今どきの大学生の感覚を持っておくことも、永くビジネスを続けるためには必要なことなのだろう
そこからまた新しい成長ができることを期待して