2024.06.19
すべてがつながる瞬間

体の方は、その後劇的に少しずつ快方の方向に向かっている。
私なりに今回の腰痛になって、体の仕組み、つまり筋肉のこと、臓器のこと、神経のこと、それらのつながりなどを色々と勉強した。
それらの知識と自分の体を見比べた時に、前から「これじゃないか」と思っていた”原因”があって、それに対する治療を受けてみることにした。

 

詳細は省くが、私の場合は”腸”がすべての原発だったようだ。

 

過去の蓄積を流し、癖として体の付加が掛かりやすい座り方や立ち方を修正していくと、スルスルと快方の方向に向かっていく。

 

体とは本来良くなる力(自然治癒力)を持っていて、治癒力を阻害するファクターを除くことが大切なようだ。

 

悩みに悩んで、色々なことを考えていて、すべてがつながった瞬間である。
すべてがつながるとすべてが上手い方向へと進んでいく。

 

これは事業においても同じようなことがある。
私の仕事は、その方がいる業種や会社の歴史、経営者のタイプによって、その進み方も様々である。
幅広い知識、様々な角度からの知見などをじっくりと集めても、最終的に今後の方向性が見えてこないこともある。

 

産みの苦しみと言えば聞こえはいいが、モヤが掛かって中々それが晴れない感覚が残ることである。

 

私の方では様々な選択肢、可能性を用意しながら、提案しつづける。
「いいと思うんだけど…」という中で先に進まないこともある。

 

果て、どうするべきだろうか。

 

そういう時に少し視野を広くして、マーケットに出てみることが大切だ。
私の場合は、晴れない部分を明確にまでできなくとも、人に話を聞きに行くことで解消してもらうことが多い。

 

それを繰り返すと、セレンディピティとも呼べる瞬間がある。
偶然に訪れる幸運というか、そのような瞬間がある。

 

私はその瞬間を見ることが好きだ。感嘆の声が溢れる。
第一の関門が潜れた瞬間である。

 

これができなければ後は知らない。とか、この分野はできるけど、後は分からないとか言ったコンサルティングとは私は本質的に異なる。

 

そのために、今日も一歩一歩積み上げる。